星野富弘さん~速さのちがう時計~
星野さんの詩集と出逢ったのが、学生のころ。
友人からのすすめもあって、「すごく感動するよ。読んでみて」と。
言葉にならない。・・・ショックで。
そのような感情を受けたことを覚えている。
星野富弘 プロフィールより
1946年 群馬県の出身。
体育教諭として赴任まもない時期に クラブ活動指導中に受傷し手足の自由を失う。
病院入院中に絵や詩を描き始める。
1979年 最初の作品展を開く。
以後、全国各地で「花の詩画展」が開催され大きな感動を呼んでいる。
1981年 結婚。
たしか、沖縄でも「花の詩画展」が行われましたよ。
最初はサインペンでの文字や絵を描いていったようです。
上の詩は「りんご」というタイトルです。
感性豊かな星野さんの作品のひとつ。
血液型が違うように、人はそれぞれ速さのちがう時計を持っているような気がする。
私の時計は、少しゆっくり動いているのだと思う。
カタツムリみたいな時間感覚を持っているものが、年に一度しか咲かない花などを相手に
静かな山間の村にすんでいるのだから、時計は遅れるいっぽうである。
星野富弘 (速さの違う時計・本文より抜粋)
神様はそのひとに乗り越えられない試練は与えないと
聞いたことがあるが、とてつもない試練を星野富弘さんは越えた・・・。
星野富弘さんの出会いに感謝。詩画集に感謝。
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